日本学術会議に関する菅政権の矛盾 “リスペクト”する中曽根康弘元首相の見解をなぜないがしろするのか|プチ鹿島

自民党の大功労者根中曽根康弘元首相の日本学術会議への見解は…(撮影・編集部)

最近あの政治家が気になります。中曽根康弘元首相です。そう、昨年101歳で大往生した方。このところよくニュースで見かけるのです。まず中曽根氏の合同葬の費用について。

内閣と自民党が今月中旬に予定しているのですが、

《政府が9643万円の予備費支出を決定したことに対し、インターネット上では「費用が高過ぎる」との批判が出ている。》(時事ドットコム10月04日)

二階俊博自民党幹事長は「中曽根元首相は長きにわたりこの国のため、党のためにご活躍いただいた。日本国として、自民党としてできる精いっぱいのことをしてお見送りすることは当然だ」(産経新聞)と語っている。葬儀まで論議になる中曽根康弘という政治家キャラ。

さて次。今度はここで中曽根氏の話題が出てきました。菅首相が日本学術会議から推薦された新会員候補6人を任命しなかった問題だ。

これに対し37年前の答弁が注目されている。

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