シャレにならない「ディープフェイク」 ポルノ動画で笑ってられるのも今のうちだけ 誰もが冤罪で捕まる未来が待っている――!?

しかし、それよりももっと恐ろしいのは、「権力によるディープフェイクの利用」です。

これだけ高精細に他人が喋っていたり、動いているように見せることのできる技術です。やろうと思えば「犯人をでっち上げる」ことが可能になります。

もしも、どこかの国の「検察」や「警察」が、あいつを逮捕したい、あいつを犯人にしたい、と犯罪を犯人ありきで考えるようになってしまったら……。

国民を評価性にして、点数の低い人間からいわれのない罪を着せて刑務所にぶち込んで淘汰させるなんて考えを持ち始めたら……。

あなたは、ある日突然、犯罪者として逮捕されるかもしれません。

今回は、警視庁と千葉県警が合同で「ディープフェイク」を使った犯罪者を洗い出しました。これは、お手柄、といったところでしょうか。今後も、このような摘発を増やしていって、ディープフェイクを根絶してほしいものですが……。(文◎編集部)

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