忘年会太りに注意…ダイエット中でも安心なお酒の飲み方【K-1格闘家コラム】

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 クリスマスに忘年会、新年会と何かとお酒を飲むイベントが多いこのシーズン。そうすると気になるのが体重ですね。そこで今回はお酒とのつきあい方を書いてみます。

 アルコールは1gあたり4Kcalありますが、このカロリー自体は「エンプティカロリー」といってすぐに使われてしまい身体には蓄積されません。ちなみに「エンプティカロリー」とは本来は栄養価は低いけどカロリーだけはあるジャンクフードのような食品を指すそうです。

 アルコール自体のカロリーは心配しなくてもいいのですがビール、日本酒、ワインなどの醸造酒にはアルコール以外にも糖分が入ってます。ですから醸造酒はアルコールと糖質を一緒に摂っているので当然太ります。よく「ビールは太る」と言いますよね。

 それに対して焼酎、ウィスキー、ブランデーなどの蒸留酒はアルコール以外のカロリーはほぼ0です。体重が気になる場合はこちらをオススメします。

 ただし注意してほしいこともあります。お酒自体は太らないものでも、お酒と一緒に摂るものにも気をつけて下さい。アルコールとは身体にとっては毒なので最優先で代謝されて同時に摂ったものの代謝は後回しにされて身体に蓄積されていきます。

 おつまみは言うまでもありませんが見落とされがちなのがお酒に混ぜるものです。甘いジュースが混ざったカクテルはもちろんですが、ヘルシーなイメージのある生ジュースサワーなども気をつけて下さい。液体の糖質は血糖値を急激に上げるので体脂肪として蓄積されやすいです。糖質のない蒸留酒の水割り、お茶割りがオススメですね。

 おつまみは揚げ物、フライ、炭水化物を控えて高タンパク、低カロリーのものが良いですね。アルコールの代謝に使われるたんぱく質やビタミン、ミネラル、特にビタミンB1と亜鉛を多く含むものがオススメ。今だと牡蠣とかいいですね。

 アルコール代謝には水分も必要なのでちびちび水を飲みましょう。自然とアルコールの量も抑えられて二重の意味でいいですよ。悪酔いせずにすみます。お酒と上手に付き合って年末年始を乗り切りましょう。

Written by 大野崇(プロキックボクサー・元K-1 JAPAN選手・トレーナー)

Photo by BemDevassa

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飲み過ぎないように。

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