コロナパンデミック第3波 生き残りを図る繁華街は今こうして変貌した 頼りにならない政治をよそに「焼肉店」が激増した理由

「戦略的撤退」と「営業形態変貌」

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新型コロナパンデミック、ついに第3波か!? と、テレビや新聞などの大マスコミが喧しい。実際、全国的に感染者は急増しており、北海道では最大の繁華街・札幌ススキノを道民から封鎖する(GoTo利用の旅行者は除外、というのがミソ)……という荒療治まで行われる。

もっとも、パンデミック防止と経済活性という二律背反する状況下で、どこの行政も決定的な対策を出せてはいないのが実情だ。その矢面に立った感がある繁華街はいま現在、そして今後、どのようにして生き残りを図っていくのか?

日本最大の繁華街・新宿歌舞伎町の変貌を例に、検証してみたい。

参考記事:どこも記事にしない「歌舞伎町のたちんぼ」の今 彼女たちから見えてくるコロナ禍の行方 | TABLO