若い女性がうじゃうじゃいた!? コロナ感染で宿泊療養していた男性が語る“誰も知らない”14日間

B「うん確かに、それっぽい子もいた。でも、あと半分は素朴な普通~の女の子で、一緒に顔見知りが入ってる感じだった。で、ちょっと並んでる時に聞いたんだけど、看護士だったんだよ、その子ら」

C「なるほど~、集団感染が出てしまった病院の看護士とか、医療関係者ですね」

――そこでナンパとかしてるやついませんでした?

B「いたいた、明らかにホストだろって奴が『獲物を得たり!』って感じで。なんだか若い奴らは楽しそうだったよ。俺は辛くて仕方がなかったけどな」

――で、何をもって治ったってことになって隔離が終わったんですか?

B「2週間経ったら内線電話がかかって来てよ。『はい、じゃ出てくださ―い』とだけ言われて、誰かが見送りしてくれるわけでもねえ…俺一人ぼっちでSホテルを出て徒歩で帰らされたわけ」

全員「ええっっっーーーーー!!??」

B「で、やっぱ電車乗る勇気なくてよ。そっからタクシーで北区まで1万円オーバーだったよ……。4月に東京で一番感染者が多かった日あるだろ? あの数字の中に俺入ってるよ(笑)」

 

話を聞いている間、私は何度「無茶苦茶やん!」と言ったでしょうか。国がやってる隔離ってこの程度なのでしょうか!? 申し訳ないですがインタビュー中、「このおっさんまだ治ってないんちゃうか」と思い、マスクをしだした自分をどうかお許しください。

ただ、アベノマスクの輸送方法、隔離施設では若い女性が多いという情報は、なかなか報道に載るような話ではありません。今後もこういった生の声を伝えていこうと思っています。(取材・文◎岡本タブー郎)

 

あわせて読む:コロナ終息後に観光したい場所「透明な橋」 無色透明ガラス張りの「スカイウォーク」が話題 | TABLO