巨人と密約か? 桑田真澄「次期監督」は決定的――「次はお前だ」原監督の殺し文句とは!?

桑田さんは先述のYouTube番組でPL学園の後輩・片岡さんにこう釈明しています。

「裏ガネなんてもらったことない。早稲田大学に行くのだってウソだったら、寝ないで勉強するはずないでしょ」

これを聞いた片岡さんは納得していた…とは言い切れない表情でしたが、この「事件」は確実に、その後の桑田さんに対して「負のイメージ」を与えました。

実際、「負のイメージ」はつきまとい、現役時代には野球以外の投資に手を出して「投げる不動産」とも揶揄されていました。その借金を巨人が補填した……とまで指摘されたこともありました。それが当時のオーナー・ナベツネこと渡邊恒雄さんの逆鱗に触れて、巨人軍での未来は絶望的とまで報じられたこともあります。

それでも「エース」にこだわる桑田さんは、巨人軍のエースナンバー「18」を背負って、沢村賞(1987年)、最優秀防御率(1987、2002年)、MVP(1994年)などを獲得、通算173勝を挙げました。

そして、巨人退団後の2007年にメジャーリーグのパイレーツでプレーしたのを最後に2008年に現役を引退しています。

その後は、早稲田大学の大学院スポーツ研究科を首席で修了し、東大で特別コーチを務めるなど、輝かしいキャリアも重ねました。

しかし…ここで一つの疑問がわいてきます。