マッチングアプリで出会い即日性交した男性が動画を盗撮 あなたがもしも「脅迫」されたら|裁判傍聴

二人は会ってすぐにラブホテルへ行き、そこで性行為をしました。

この時、彼は性行為の様子を撮影したい、と言い出しました。いわゆるハメ撮り、というやつです。

「顔は映さないで」

被害女性はこの申し出に同意をしてしまいました。この時に撮った動画は、翌々日から始まる脅迫の恰好の材料になってしまいました。

性行為をした2日後、二人はまた諍いを起こしました。原因はまた「被害女性の返信が遅かった」からです。今回の諍いでは被告人がハメ撮り動画という材料を持っています。そんな彼から送られてくるメッセージは被害女性を恐怖に陥れました。

「冷やかしなんですか? さらしますね」

「真剣に付き合っているように思えないのでやっぱり拡散させていただきますね」

「あなたがその気なら動画をさらします」

「出すとこに出せばお前の個人情報なんてすぐにわかるんだぞ」

ラインの通知が来るたびに動悸が止まらなくなり、睡眠もままならなくなりました。彼女はリベンジポルノ相談窓口に相談に行き、そこから警察にも相談して事件は明るみに出ました。

【後半】そして、裁判は開かれた! 身勝手な男の罪状とは【判決】