LGBT批判の自民党・杉田水脈議員の人権意識ゼロの記事を改めて分析してみた

『新潮45』の杉田議員の主張を分析

「『生産性』がない」がフィーチャーされている杉田議員記事ですが、そのほかにもかなりおかしな箇所があるのでいちいち、見ていきます。

「新潮45 8月号」の杉田水脈議員の原稿のタイトルは「LGBT支援の度が過ぎる」ですが、「度が過ぎる」の根拠は、新聞がLGBTを扱った記事の数というものです(タイトルは編集部がつけたとは言え)。

まず、当該記事は特集「日本を不幸にする朝日新聞」という中の一つであるという事です。他の執筆者は「朝日新聞批判」というテーマに沿った書き方をしているのですが、杉田議員はいきなりLGBT批判へと移ります。編集部も、原稿をもらって、頭が痛かったでしょう。「主旨と違うじゃん」と。

冒頭、一年間で「朝日新聞が260件、読売新聞が159件、毎日新聞が300件、産経新聞が73件ありました」との事。朝日新聞がこれほど扱っているのでLGBTを支援しているという強引な持っていき方。
性同一障害などがさほど話題になっていなかった頃なら、そうかも知れませんが、現在では社会的な関心が高く、それほど特筆すべきではないでしょう。

そこからは支離滅裂になっていきます。