「父がコロナで亡くなりました」が話題に 感染経路は正月に実家に帰ってきた弟から まだ親に会っちゃいけない!

父親は元気な声で電話をかけてくることもあったそうですが、入院して5日目には肺炎の悪化や酸素濃度の低下が確認されたため重症患者の病床へ移動することに。その時の自覚症状は発熱だけで、息苦しさなどは一切ないと語っていたそうですが、結果的にそれが父親との最後の会話になってしまったようです。

入院してからたった2週間でこのようなことになってしまい、投稿主は『すごく恐ろしく思ったのが、父は重症病床に移る直前まで、息が苦しいとかそういう自覚症状が全くなかったのに、実際は致命的な状況にあったという事実です』とその恐ろしさを記載。そして『たとえどんなに気を付けていても、やっぱりどこかに油断はあるものです』『だから、つらいけれど寂しいけれど、まだまだ親に会いに行っちゃいけない。自分は気を付けてるから大丈夫、じゃないのです。ほんの少しの油断から、もう絶対に取り返しのつかないことになってしまうことがあるんです』と呼びかけていました。

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この一連のツイートが広く拡散され、ネット上では「読んでて泣きそうになった。コロナ早く収まってほしい」といった声をはじめ、

「俺もこうなってしまうのが怖いからいつまでも実家に帰れない。こういうことをSNSで言ってくれたおかげでまた気が引き締まった」

「普段は重症者○人、死亡者○人なんて数字でしか見ていないけど、1件1件にこのような思いがあることを自覚しないといけないな」

「緩んでた気を引き締めなおそうと思いました。こんなに予防対策してるのに感染者増えてるのはコロナの感染力が強いってことだよ、怖いよコロナ」

「今は苦しいと思うけどいつか乗り越えて欲しい。油断はあったかもしれないけど、悪いのはコロナ」

といった声が寄せられています。

新型コロナウイルスの恐ろしさが再確認できた一連の投稿。これをきっかけに、改めて多くの人が“気を引き締めなければならない”という気持ちになったのではないでしょうか。(文◎絹田たぬき)

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