横浜刑務所で102人のクラスター 陽性反応の服役囚からの手紙 「受刑者にはマスクもさせず……」

横浜刑務所受刑者からの手紙。

「拝啓 お世話になります。お返事有難うございます。」から始まる、横浜刑務所服役囚からの手紙。横浜刑務所でクラスターが起きたのかは1月22日。その横浜刑務所で一体、何が起きているのでしょうか。本サイトでは服役囚からの手紙のやり取りから、刑務所内の問題点が垣間見えてきました。(文◎久田将義)

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「コロナ陽性でした。受刑者にも知る権利はあるはずです」

『久田さんも風邪にかかられたみたいですが大丈夫でしょうか? PCRが陰性で、私安心しました(註・僕が1月初旬にPCR検査を受けたので。陰性でした)残念ながら私は陽性反応が出てしまいましたが、それも全て(ほぼ90%近く)刑務所側に責任があると私は思います。

しかし、未知のウィルスというだけあって対処方(原文・ママ)は多種多様、選び尽くせない程あるので刑務所側も当初はロックダウンする事も出来ず、私達受刑者にいつも変わらない生活をさせる事しか出来ず、今回の様に市からクラスターと認定させられたのではないかと思います。今は全工場停止され私達全受刑者は休日扱いという刑務所のロックダウン状態が続いていますが、具体的にいつ頃までというのは告知されておらず私は少し困っている状態です。

私は2度目の検査でも陽性が出てしまい再度、隔離生活を強いられたのですが、その際告知職員(原文・ママ)に

「いつまで隔離されますか? また14日間ですか?」と訪ねた(原文・ママ)所「分からない」との1言で終わらされ、今次の検査日はいつかとの私には分からない事を気にしながら生活しています。毎日不安でしかありません。受刑者にも状況を知る蹴借りはあるので周知するべきだと思いますが、間違っているでしょうか?

私は全受刑者にそうするべきだと思います。幸い日記を付けているので、事柄を振り返って予想する事が出来るので良いのですが、私以外にも困っている人は絶対に居ると思います。これで次もまた陽性反応が出たらと考えると気が気じゃありません。

聖マリアンヌ医科大学が、コロナ禍の後遺症の対処法して精神科を含めて看ているとの新聞での記事を見ましたが、横浜刑務所もそれを導入するべきだと思います。不安に思う方、眠れなくなった方、精神的に不安定になったしまった方、今回のクラスターでそうなった受刑者は沢山いすると思います。ですので私は、横浜刑務所をそれを導入するべきだと思います。どう思われますでしょうか?

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