キムタクが憧れたジャニーズ伝説のバンド「男闘呼組」再ブレイク 成田昭次はとんかつを揚げながら活動
キムタク(木村拓哉)にギターを教えた先輩として知られる岡本の華麗なステージアクションにも注目が集まります。
「ギターを低く構えて、派手にカッティングしたり、屈んだり、腕をあげたりするのが『オカケン弾き』と言われ、注目されています。ジミー・ペイジの流れ、44マグナムの広瀬さとしJIMMY風かもしれません。
1990年には、LAメタルバンド、モトリー・クルーの来日公演のアリーナ席でヘッドバンキングしていたオカケンですが、バンド活動を休んでいる間、舞台俳優として研鑽を重ねて、今年紫綬褒章を受賞。発声やステージアクション等、音楽表現の幅も広がりました。塗装業を営んでいた父から継いだ会社で、代表取締役を務める岡本は、賃貸不動産経営と個人事務所を展開。息子の圭人(元Hey!Say!JUMP)も取締役に就任させました」(週刊誌記者)
岡本にギターを教えたのは、成田でした。
「TBS『ザ ベストテン』に出演した際に、ZIGGYのギタリスト松尾宗仁にギターを習っていることを黒柳徹子に話したり、『アイドル口パク疑惑』を払拭するために生番組に出演中にソロパートの歌を途中でやめて泣いたり、男闘呼組全盛期から、成田は音楽に一生懸命でした。X がX JAPANとして活動していた頃に交友ありました。成田は音楽性とフィーリングが合うJUN SKY WALKER(S)のベーシスト寺岡呼人と『成田商事』でタッグを組んで、バンド活動再開。健気にトンカツ店で揚げ担当をしながら、妻子を養っているのです」
そんな四人の調整が功を奏して、期間限定の再結成になりました。
「前田主宰の劇団TEAM54 では、ミュージカル界の大スターという過去を持つシェアハウスのオーナーを描く舞台を今月上演しましたが、男闘呼組の再始動を意識した脚本だったのかもしれません。再始動発表後にチケット予約サイトにアクセスが集中して、メールで予約を受ける形をとっていました。」
10月15日、16日には、東京・江東区の東京ガーデンシアターでライブ「男闘呼組 1988」が開催されます。新たな伝説から目が離せません。(文@土竜妹子)