再評価「男闘呼組」が日本レコード大賞特別賞 ジャニーズきってのテクニックを持つ男たち

未だにミュージシャンから支持される男闘呼組が再評価

30日放送の『第64回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)で、男闘呼組が特別賞を受賞したことが注目されています。
29年ぶりに再始動し、来年8月末までの期間限定で活動している男闘呼組の『日本レコード大賞』受賞は、1988年(第30回)の最優秀新人賞、89年(第31回)の金賞以来、33年ぶりです。歌唱曲は、34年前の最優秀新人賞受賞時に歌唱したデビュー曲「DAYBREAK」、翌年の金賞受賞曲「TIME ZONE」に加え、「パズル」の3曲メドレー。

「パズル」は、成田昭次のソロ楽曲。作詞・作曲・編曲は、「JUN SKY WALKER(S)」の元ベーシストで、「ゆず」のプロデューサーとしても知られる寺岡 呼人。成田と寺岡は成田商事というバンドで活動中です。

「昔の人気アーティストが再始動して、過去の曲で金儲けのパターンだろうと悪意的に解釈していたことをお詫びします。各メンバーが役者、ソロ活動を重ねて、熟練して演奏したのを聴いて圧倒されました」と音楽制作会社ディレクターは話しています。
また、新たな魅力も発信しているようです。

「居酒屋で流れていた曲をカッコいいと思ったら、『パズル』でした。USENでかなり流れていて、過去の栄光の楽曲を繰り返すだけのアーティストではない魅力が分かります」(音楽ライター)

一方、今年テレビではじめて男闘呼組を観た30代のWEBディレクターは、
「YouTube等に過去の映像が上がっているのも観ましたが、演奏する時の動き、作曲センス等、若い頃からアイドルの域を超えたロックミュージシャンぶりに圧倒されました」
と高評価です。