秋元康が仕掛ける『メタバースアイドル』って何だ 「アイドル大OG時代」に向けてセカンドキャリアを考える

既にスタートしている「乃木坂46」のライバルグルーブ。

アイドル戦国時代とはAKB48が誕生して間もなくしてからそのように呼ばれるようになったと記憶しています。AKB48から派生したグループをここでは総称して48グループと呼びますが、ライバルとして誕生した乃木坂46と派生アイドル・坂道グループは、現在トップ戦線を走っています。もちろん20年以上の歴史を誇るハロプロももクロもBISHも、また地下アイドル達の活躍も目が離せません。

戦国時代と言われているほど、アイドルが多いという事はその分OGも増えるという事を指しています。主なアイドル卒業後の進路としては、女優、テレビタレント、シンガー、起業、YouTube・TilTokなどのSNS活動、結婚後一般人へ。というのが大まかな進路と言えそうです。あるいは国会議員という選択肢を取った人もいます。

さて、秋元康が2023年に手掛けるアイドルとして「乃木坂46坂道の公式ライバル」があります。そしてもう一つが「メタバースアイドル」。2つのビッグプロジェクトが稼働したようです。

「乃木坂のアイドルは意味が分かるけど、メタバースアイドルって何」と思う方もいるでしょう。アイドルとはコンサート、SNS、テレビ・配信などで触れ合うことが出来る訳ですがメタバースとは「仮想空間」のこと。

色々な解釈があるようで、例えば東京情報デザイン専門職大学の公式ホームページによれば

「メタバースとは、アバターとして動き回れる仮想空間のことです。具体的な定義は、実は決まっていません。」

つまりアバターをイメージする人もいれば、VRをイメージする人もいるので、現在秋元康プロデュース「メタバースアイドル」がどういう姿で、我々の前に姿を披露するのか想像がつかない訳です。