キッチンカー「のり弁革命」急増中 社会復帰を目指す若者たちが「店主」だった

物価高の中、お値段も頑張っています。

東京都新宿区の定食酒場食堂の弁当をキッチンカーで展開する「のり弁革命」はキッチンカーが急増中で出店場所探しに日々奔走しています。
キッチンカーを支えるのは、鬱病に苦しんだ人生をリセットして新たな挑戦する若者達でした。テレアポのブラック企業で苦しんだ中元 稜さんは、こう語ります。

「営業スキルを学びたくて、セミナーを受講したら、知らないうちに僕はテレアポの会社に売られていたんです。閉鎖的な空間でノルマ管理されるロボットのような生活で鬱病を発症し、仕事を辞めました。前から知り合いだった中井竜之介さんが、キッチンカー事業を始めるというので、手伝うことにしました。太陽の当たる場所でお弁当を売るのうちに気持ちも晴れてきました。無添加の料理を食べて身も心も健康になってきました」研修を終えて一台のキッチンカーを任されたら一国一城の主。

「独立開業を視野に入れて頑張るという未来への目標もできました。過去の呪縛から離れられるのです。」と話しています。銀行に勤務していた坂本美星さんは、理不尽な上司の『オレ様ルール』に支配され、苦しみました。パワーハラスメントから、ストレスが溜まって鬱病発症。