ホストvs警察が勃発か 悪質ホスト取り締まりに警察庁が介入にホストの一部が反発

一方で、元カリスマホストは、 「ホストの売掛が悪だとか報道されるのは 心外です。銀座のクラブの売掛もあるでしょ。 政治家の偉い先生方は、銀座のクラブの請求書を後援者にまわしたりして、払わせているでしょう。だから、売掛を政府が規制したら、先生方は、遊べなくなってしまいます。政治家の後援会の社長さん達も、売掛制度が規制されたら 遊べなくなってしまいます。だから、売掛制度規制は政治家先生方の自分の首を絞めることに なりますよ」と話しています。

では、匿名・流動型犯罪グループが背後で不当に利益を得ている件に関してはどのような状況なのでしょうか。

「歌舞伎町は、通りごとに暴力団のシマが 変わったりして面倒くさいですね。暴力団も人手不足で、僕が若い時にいた店で トラブルあった時にケツモチを呼んだら、 来たのは週刊誌記者でした。野球選手みたいなガタイで、ニコニコしているだけ。みかじめ料払っているのに、 使えねーって思いました。半グレ系で金持ちの 社長から出資してもらって店を経営している 人は確かに増えていますね」 (ホストクラブ幹部)。

色々と闇は深そうですが、警察の管轄の問題もあるようです。

「歌舞伎町は、新宿署の管轄の地域が多いですが、明治通り側にいくと四谷署の管轄になったり、徒歩圏内のホスト、風俗嬢、キャバ嬢が 住むエリアは牛込署、戸塚署。ホストのトラブル解決には、これらの四つの警察署の提携が 必要だと思います。通りの向こう側はウチの 管轄じゃないから等と、邪険にされて被害届を出せなかったりします」と語るキャバ嬢は、 友人がホスト被害に遭ったそうです。

時代錯誤な体制の警察には、進化して もらわないと、国民の安全を守ることは できないと思います。 悲劇を繰り返さないように警察の改革も急務です。(文@神田川涼香)