口腔底がん余命三年宣告でもオイラは歌う! 壮絶『オナニーマシーン』イノマーの言葉を聞け|暴走対談

「あーーーー、面倒くせーな」(イノマー)

平野:俺はもうとうに70歳過ぎてるんですよ、いつ死んでもおかしくないってと日々感じている。確かに自分の人生もイノマーと同じでろくな生活してない。好奇心であらゆることをやってきて、いつ死んでもおかしくないと思ってたここまで来たけど、今、俺ももう生きてるのが半分ぐらいめんどくさいもん。俺はね、今までずっと死ぬのが怖くて、死ぬってことばっかり考えて夜も眠れないってことが多々あった。子どもの頃から。死んだらどうなるか、死んでも永遠とかさ。でも70過ぎるとね、そんなこと風まかせでどうでもよくなる。

イノマー:そうですね。オイラも死ぬことが怖いってゆうのは確かにないですね。もったいない、っていうのはありますけど。でもまだまだ。

平野:そうだよ! 50代ってのは一番働き盛りだし、一番仕事が面白い時期なんだよ。50代ってのは俺も一番働いた覚えあるから。プラスワン作ったのが51の時。ちょうど外国から帰ってきて。

イノマー:今こうやってロフトさんと一緒に仕事できるのすごい幸せです。有難い。

平野:イノマーさん、こんなになってもまだチンポとかオナニーだと歌って大したもんだ。

イノマー:でもそれも受け流すというかね。癌もバンドもオナニーも 。オイラのやるべきことなのかと思うから。これからもずっとチンポだオナニーだって言い続けたいし、裸になって。そこに意味はないってゆうか。なんでかと聞かれてもわかんないし。自分でもわかんない。選んだ意味もよくわかんない。下ネタが好きなわけでもないし、それは難しいんですよ。 (※筆談『下ネタが好き 裸になりたい × 好きなわけじゃない。』)

平野:難しい?

イノマー:そういうのでもないんだよなぁ。違うんですよ。なんなんだろ、自分でもよくわかんない。そんな好きなわけじゃないんですよ。

平野:またイノマーがわけわかんなくなった(笑)。さっきの”ちゃらかす”という意味でね。俺をいじくってくれよって感じで、俺もお前らをこうやっていじくるぜって話。でもだから、俺たちから見ればイノマーがそれでもまだやってるってのはどっかでリスペクトする意味もあるんですよ。だってこういうバンドあっていいわけだから。あったらいけないバンドとは全く思わない。裸になってチンポ出して、オナニーだなんだゆうのもこれはアリだよな!

イノマー:20年ですからね。

平野:20年!(笑)

イノマー:1、2年じゃない。20年でメンバーチェンジなしってのが凄いですよね。頭おかしい。20年ふざけてらんないですもん、普通。20年ふざけてたら大概は本物になって病院送りですもん。

平野:この20年間、性春バンドとして悪ふざけを長いこと応援してくれたみんなに感謝。

最後の質問。 「今回の十三ファンダンゴ、新宿ロフトでは泡を吹きながらヨダレを垂らしマイクを口に放り込みアウアウアと叫ぶ! 舌を切ったボーカルを想像してくれ」 と、あなたはメッセージ出してるんですよ。

イノマー:オイラがどこまでできるかってのは……。

平野:だけどあんたは幸せだよ。ここまできてさ、みんなが高いチケット買ってあんたの音楽を体感しようとしている。

イノマー:そうそう。

平野:舌のまわんねえ奴を金出してなんで俺は見なきゃいけないんだって。

イノマー:本当にそう思うんですよ(一同:笑)。だからみんな来なくていい。 本当、申し訳ないと思う。やることはやるけど限界があるから。どこまでお客さんに対して満足いくものをステージから届けられるかやってみないとわからない。

平野:そうだよ! まぁ今回ね、あんたが言ってる「15分から20分が限界だろう」と。でもやるんだろうな、1時間以上。俺、15日は絶対行きますから。あんたを見たい!

イノマー:あーーーー、面倒くせーな(笑)。

平野:ははは。まぁでも人様にお金を取ってんだからめんどくさいって言っちゃダメでしょ。

イノマー:しょうがないですよね(笑)。

平野:でもね、感謝だよな。

イノマー:感謝ですよ! ありがたいです。