12月10日でのAKB48紅白歌合戦。稲垣潤一とのコラボ(写真/AKS)
AKB48及びNMB48を引っ張ってきた山本彩が48グループを卒業しました。48グループの現・選抜は正直、全盛期と比較すると寂しいと感じるファンは多いと思います。残っているメンバーが「古参」と言われようが、ライブでは指原莉乃、柏木由紀、そして山本彩が揃ってシングルを歌うと盛り上がるものです。
現在の選抜メンバーを見てもNMB48は吉田朱里しか入っていません。数年前からNMB48は山本彩が、というより渡辺美優紀の「さやみるきー」が抜けたらヤバいんじゃないか、とは古参ヲタの言葉。山本彩とのダブルセンターを張っていた渡辺美優紀が卒業し、今回、一人でNMB48を背負っていたくらの存在感がある山本彩が卒業。次世代が出てこないとNGT48、HKT48、SKE48の勢いが増しているのでテコ入れが必要です。
それはNMB48の次世代メンバーも分かっている事は、インタビューを通じて伝わってきました。
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メンバーから山本彩への信頼・憧れは絶大です。ルックス良し、スタイル良し、コメントが出来る、歌が上手い、ギターが弾ける。今後は誰もがそう思っているようにシンガーでやっていくものと思われます。彼女の歌のレベルの高さはライブでの弾き語りや番組で披露している通り。誰か巧緻なプロデューサーが付けば上手くいくのではないかと思っています。
2017年12月10日のAKB48紅白歌合戦ではメンバーが生歌を披露しました。審査員のミッツ・マングローブは「あんたたち歌でいけるじゃん」と彼女(彼?)らしい賛辞。中でもやはり安定の歌唱力を見せていたのが山本彩でした。
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松浦亜弥とのコラボで評判を呼んだベテランシンガー稲垣潤一とのデュエット。普通にシンガーとしてしか見られませんでした。ルックス良し、スタイル良し(シンガーは関係ないかも知れませんが)、歌良しのシンガーの山本彩。あとは売り出し方だけでしょう。テレビ番組やアニメ番組の主題歌を歌わせるといったものが定番ですが......。
因みに一度、ライブ打ち上げの時に運営スタッフに紹介されて山本彩に挨拶をした事があります。もちろんマネージャーともどもですが関係者と知っていたとは言え、非常に控えめで気さくでした。そして芯の強い子だなあという印象でした。
記念撮影をする際、僕が指でLポーズを作ったのですが、それを一生懸命真似しようとしていた姿が印象的でした。山本彩の歌声がどの場面で聞こえてくるのか、非常に楽しみにしています。(文◎久田将義)
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