お笑いTYPHOON ! DVD 安田大サーカスより
「学生時代はアイドル志望だった」と、訳のわからないことを抜かす安田大サーカス・強面担当のクロちゃん。「本当だしん」と拗ねられてもまったく信用できないのは、これまでついてきた嘘の数々にあります。記憶に新しいところでは、余命3年という絶望的な宣告を受けたにもかかわらず、担当医を欺いて不健康な生活を続けていたクロちゃん。自分の体なんだから他人がとやかくいうことでもないのですが、しかし彼の場合はあたかも健康生活を実践しているかのごとく、ツイッターで虚偽の投稿を繰り返していました。そういった嘘の積み重ねで、「大嫌い」など辛辣な声が続出しています。
「業界内でも非常に嫌われています」と呆れ顔なのは、テレビ局勤務の女性。
「キャバクラや風俗が辞められず、稼いだお金を全てそれらに使ってる。芸人仲間と食事へ行ったり後輩を飲みに連れて行くことはほとんどせず、私利私欲のみで動いてる人なので、得体の知れない危険人物として認識されています。たまに〝クロちゃんのあのだらしなさってネタでしょ〟という方がいますが、少なくとも何度も接したことのある私から言わせてみれば、テレビで見る彼の体たらくは全て素であり、本当の姿です。あと、テレビでは雛鳥のような可愛らしい声を出してますけど、打ち合わせの時などは野太い、男性らしい声を出します。そこらへんも計算高くて私は大嫌いですね」(テレビ局関係者)
今回何人かに話を聞いてみたのですが、不思議なことにクロちゃんが好きという関係者は皆無。とくに女性からの嫌われっぷりが想像を超えるものがあり、だからと言って同情心が湧くでもなく、後味の悪さだけが残りました。
「僕は愛されクズ芸人と呼んでます。予測不能な言動なので、それを俯瞰で見ている分には非常に面白い芸人さんかと思います。ただ、テレビのクロちゃんってネタでも芸でもなんでもなく、全てが彼のプライベートなんですよ。人としてどうなのかなってことまで平気でやってのけるので、最近は視聴者が笑うに笑えなくなってるのも事実。ツイッターでもわざと嫌われるような発言をしたり炎上を狙っているかのような際どいことを発信してますけど、意図的ではないというところに物悲しさを感じてしまいます(笑)」(構成作家)
実際、「何をやらかすかわからない」という点で、テレビ業界では扱いにくい人リストに名を連ねていると言います。長いこと嫌われ芸人として扱われてきた有名どころといえば品川庄司の品川祐を思い出しますが、最近ではクロちゃんが逆転一位に君臨しているとか。ところで雑誌の世界ではクロちゃんの扱いはどうなんでしょう? やはりブラックリスト入りしているのでしょうか? 芸能ライターさんにお話を伺ってみました。
「安田大サーカスで何度か取材したことがあります。クロちゃんは席に着くなり、〝お腹がぺこぺこなので何か頼んでもいいですか?〟とおっしゃったので、どうぞと言ったらオムライスにミックスサンド2皿を注文。インタビュー中はそれらをずっと食べてました。だけど、可愛いとはちょっと違いますけど、憎めない何かを持ってる人だとは思います。意外と聞き上手で、相槌はオーバーにウンウン♪って感じですが、不快感はないですね。雑誌業界ではクロちゃんがNGとか扱いにくいなどというネガティブな噂はまったくないです。個人的にはまた会いたいとは思いますが、現場のみのお付き合いってことで(笑)」(芸能ライター)
突き抜けたクズっぷりが逆に面白いと再注目されているクロちゃん。トリオで2番目におデブちゃんでしたが、今や絶対に痩せないと言われていたHIROちゃんが驚異的な精神力でもって、ほっそり大変身を遂げました。クロちゃんも彼に触発されて少しでも真面目に、健康に、そして清潔さを心がけて、息の長い芸人でいてほしい。そう切に願います。(取材・文◎那目鯛子)
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