元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が立ち上げた「新しい地図」によるオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』の公開が目前まで迫ってきました。
すべてのエピソードの物語が最終的にひとつにつながる、計4本のストーリーで構成されたこの作品は、来月4月6日から2週間限定で上映されます。
それに先駆け、伝統と格式を重んじるあの帝国ホテルプラザ1階にてポップアップショップ、通称「クソショ」がオープン。連日、朝イチで行かないと入場整理券をゲットするのが難しいと言われるほどの盛況ぶりだそうです。
昨年末にリリースして大赤字を食らった卓上カレンダーの元は、これですっかり挽回の見込みだろうと思いきや、かなりの苦戦を強いられているのだとか。まずは、プレスのお披露目会で帝国ホテルへ足を運んだ関係者に話を伺ってみました。
「有名ブランドのショールームをイメージしたというこのショップは、すっきりとエレガントにまとまっていて居心地の良いスペース。撮影で使用した衣装や小道具が所狭しと並び、大きなモニターには3人からのメッセージや撮影現場の様子が映し出されます。小さなカフェも併設しており、使い捨てカップに入った一杯1800円のコーヒーが提供されていました。これはコピ・ルアクというジャコウネコの糞から採る未消化のコーヒーで、世界一高価な豆。日本中のコピ・ルアクをかき集めて提供しているそうですが、当然ながらストレートではなくミャンマー産の豆とのブレンド。このクソコーヒーの価格にも驚きましたが、グッズの方もかなり強気価格に設定されててファンの方は大変でしょうね。招かれた関係者らは声を潜めて"きっついな"と漏らしてました」
Tシャツにポーチ、マグカップ、ノート、ポストカードなど、扱っている商品は定番中の定番。しかし、価格はたしかに相場よりはるかに高いようです。帝国ホテルという都内一等地でのテナント出店ですから、ショバ代も含まれているのかもしれません。
「価格問題は置いとくとして、クソ野郎にちなんだ"うんこ柄のグッズ"はとにかく戴けない。元SMAPもここまで落ちぶれたかと落胆してしまうほどです」
と話すのは、かつてメンバーと現場を共にしていた放送作家Aさん。
「世間とマスコミを煽ってるんでしょうかね、全然面白くないです。面白い必要はないんだけど、彼らの仕掛けることって最近ひとつも笑えないんです。誰があんな下手くそなうんこの絵に、金を払うんでしょう? ファンはどんな気持ちで買うの? 応援買い? うんこドリルに熱心な子供でも振りまきませんよあんなもん。がっかりしましたよ」
彼のみならず、元SMAPを影で応援する関係者の口々からも、辛辣な意見が続きます。
「映画の前売りは好調だと聞いてますよ。園子温さん監督作品があったり、爆笑の太田さんが脚本担当したエピソードもあるから、内容はそこそこ楽しいものだと思ってる。だけど作品とリンクして展開してるグッズがどれもひどい。香取くんが来店して話題作りをしているけど、売れ行きは深刻なほど悪いらしいよ。あんなもんファンだってためらっちゃうよね普通(笑)」
「やっぱりカレンという事務所には金がないんだと思うし、新しい地図のロゴ担当したのは、佐野研二郎でしょ。そういう変なところで金を使いすぎたのでは? 熱狂的なファンは、マネージャーの飯島さん信仰者が多いけど、年末のカレンダー大爆死も含めて、"凄腕経営者"に?がついたね」
「限定ショップは来月半ばまでやってるから、メンバーが売り子としてまた来店するだろうね。そういう働き方というか姿勢は応援したくなるけど、もうちょっと尊敬したくなるような、手落ちのない仕事をして欲しい。地道な活動も結構だけど、天下のSMAPなんだからスマートで高貴に!」
一時期よりは勢いが収まりましたが、インスタやツイッターなど、SNS上の彼らの活動を痛々しくもあり悲しく思う人も多かったそうです。
そのうちスマホの課金ゲームのキャラクターになったり、空気缶を売り出したり、握手会もやりかねない三人。
そもそもなぜあの3人はセットで動くことが多いのだろう? 大人の男としての色気を、個々の活動に発揮して欲しい。そう切に願います。(取材・文◎編集部)
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