タレントの小向美奈子(29)が自宅に覚醒剤を所持していたとして、関東信越厚生局麻薬取締部が6日朝、ガサ入れと共に逮捕した。
小向美奈子とは数年前、BSスカパー『BAZOOKA!!!!』という番組で共演した事がある。楽屋裏で隣に座っていたのだが、ベンジャミン・フルフォード氏が小向に僕らが見ている前なのだが、かなり熱烈にアプローチをしていた記憶がある。
僕はアウトローの人間たちの取材をしていた経験と、彼女の過去の噂を知っていたので彼女のオーラが強面だなと感じていた為、何となく名刺交換すらしなかった。以下に書くように再犯の可能性を疑っていたせいもある。
小向美奈子は2009年覚醒剤取締法違反で逮捕で執行猶予、2011年に逮捕状が出たが証拠不十分で釈放。その後、インタビューでこのように答えていた。
「同棲していた彼氏に暴力を振るわれていた」
「やりきれなくなって彼氏の覚醒剤を吸引した」
「以後、時々むしゃくしゃしていた時にやっていた」
「覚醒剤は気持ちがよくない」
このインタビューを見た時に、「ウソくさいな」とすぐに思った。また、なぜ手を出してしまったのかという問いに「いつも側にある状態だった」と答えている。
インタビューでは「環境を変えなきゃ止められない。いまは何言ってんだよ小向は、と言われるかも知れませんが絶対やってはダメ」という主旨の事を言っていたが、この言葉は完全にブーメランになってしまった訳だ。
インタビューでは常に「彼氏の暴力から逃れる為に吸引」「覚せい剤は気持ち良くなかった」というエクスキューズをつけていたが、嘘であろう。覚醒剤は媚薬で使うもの、とまずは考えて頂きたい。僕の取材した中では、ほぼセックスで使用している。実際、覚醒剤使用をする機会が最も多い人間はヤクザだと思うが、彼らがよく言っていた。
「一人で捕まったと言っている人間は嘘と思ってくれ。大体セックスで使用しているので誰かをかばっている」
従って、今回も誰かをかばっている可能性もある。
また埼玉県蓮田市の暴走族総長の彼女を経てグラビアアイドルの時は「プロデューサーをしゃくればOK」という発言を地元の人間にしたり某有名芸人のカキタレとも噂されていた小向美奈子。その経歴は、まさに芸能界という異界の住民の生態そのものではあるのだが、改めて僕はネットやテレビ、ラジオ、イベントで何回か言ってきたと記憶しているのだが「一度、覚醒剤をやった奴は2度やると思った方がよい」という持論を改めて強くした次第である。
Written by 久田将義(東京ブレイキングニュース編集長)
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