日大ラグビー部員が大麻取締法で逮捕 いまさら低年齢化で騒ぐマスコミの認識不足 ラガーマンは全員爽やかではない|久田将義
ラグビーブームに水を差す、という意味ではやってくれました。日本大学ラグビー部員が大麻取締法で逮捕されたという事件。ワールドカップで「ラガーマンは強く、男らしく、爽やか」というイメージを覆した、という人もいます。
が、そうでしょうか。既に、ワールドカップ前にラグビーの名門トヨタ自動車の選手がワールドカップ前の昨年4月、タクシーにコカインを置き忘れてしまったという事で逮捕されています。
トヨタは名門チーム。「これこそワールドカップ前のラグビーに水を差す」行為だったのですが、その後の日本代表の活躍によって、人々の記憶からはほぼ消えました。
今回の日大ラグビー部員の大麻事件ですが、渋谷の路上で取り締まられたと言う事。職質か、密告かどちらかと思われます。
「大麻の低年齢化」を嘆く有識者がワイドショーで目立ちますが、そもそも大麻の低年齢化は1980年代半ばのバブル後期から始まっています。今さら感が否めません。
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