スタジオで田崎史郎vs玉川徹の喧嘩勃発 「ゲスのカン繰りだ」「僕はゲスなんですか」

政治ジャーナリスト田崎史郎さんが言い放ちました。

「それはゲスの勘繰りと言うものです」

29日、8時から放送されている『羽鳥慎一のモーニングショー』(テレビ朝日系列)の一場面。どうしても東京オリンピックを開催したい日本政府の状況を解説する田崎氏。それに対して、テレビ朝日社員のコメンテーター玉川徹氏が「僕にはどうしても開催する意味が分からない、お金のためなのか。これまで投資してきましたから。それともオリンピックが終わって日本が盛り上がった情況のまま総選挙にもっていくためなのか」

それに対して田崎氏が冒頭の言葉を放った訳です。玉川氏が「あー、僕は田崎さんから見たらゲスなんですか。でも知りたいんですよ、政治評論家の意見を」とかえします。田崎氏は「僕は自分のことを政治評論家と言った事は一度もありません」。それに対して玉川氏が「じゃあ、政治ジャーナリストとして」と「論争」ではなく口喧嘩の様にヒートアップしたところ羽鳥アナウンサーが、引き取るといった状況でした。

写真はイメージです。

さて、なぜ田崎氏は「ゲスの勘繰りだ」と言ったのでしょう。本サイトが取材したところ「ゲスの勘繰り」ではないと判断しています。なぜなら実際、自民党関係者に聞くと一年前から「総選挙はオリンピックの後からやりたい」と言っていました。

「それが理想ですよ。菅さんは人の話は聞くんだけど、一度決めたらもう誰の言う事もきかないんですよ。だから支持率降下にもなっているのでは。次の総裁は誰なのかは党内でも話題に上っている。例えば河野太郎さんとか」(自民党関係者)
オリンピックや国民栄誉賞を政局に利用してきた歴史が、恐らくあるだろうと言う事は国民の大部分が感じていると思います。けれどそのモヤモヤは「感動を与えてくれたアスリートに感謝」という気持ちが強まっているので、モヤモヤ感を上回っています。

「米国人は東京五輪を見ないかもしれない」日米首脳会談で垣間見えた落とし穴 | TABLO