「田中容疑者は忠犬ハチ公のよう」と高須院長 リコール不正署名事件『バイキングMORE』でのコメンテーター達の内容をまた精査してみた

写真はイメージです

26日放送の『バイキングMORE』(FNN系)で露骨な高須克弥院長(元リコールの会会長)の擁護が再度見られました。最早、寸劇のようでした。
簡単に言ってしまえば、

・田中事務局長がとにかくやった
・で、田中事務局長の人となりを貶める

更に

・田中一家ってどうなの

そして

・高須院長は潔い

この4点を強調するコーナーでした。一時間近く使っていました。まずは物分かりの良い、コメンテーター達だなと思いました。台本を見て、何も感じなかったのでしょうか。

ネタバレから言うと、田中容疑者がそのような事をした動機は「次の衆院選に出るため高須マネーが必要だった」とのこと。確かに、そうかも知れません。結局これがオチでした。

番組冒頭、「前代未聞の署名偽造事件、その手口の一端が明らかになってきた!」との大袈裟なナレーション。ナレーターの方もご苦労様です。田中孝博容疑者(元事務局長)がなぜ悪事に手を染めたのか(が、26日現在、容疑者である事は明記しておく)。リコール活動の模様とまた田中容疑者の逮捕前インタビューに答える様子を放送。
合間合間に高須院長の電話インタビューの声が挟まってきます。
「(田中容疑者は)一生懸命僕にくっついて本当にガードマン兼街宣の手伝いをやる。本当に涙ぐましいぐらい僕に献身的ですので」との事。

続いて

「忠犬ハチ公みたいですから」

とペット扱い。

愛知県知事リコール署名偽造事件で醜い責任の押し付け合い コメンテーター達の発言をチェックしてみた | TABLO