Hello! Project ひなフェス 2019 辻加護が繋ぐハロプロの過去と未来 新垣・道重・鞘師も登場!

辻加護はライブ後半にも登場。現役のハロプロメンバーである上國料萌衣(アンジュルム)と船木結(アンジュルム/カントリー・ガールズ)とともに、ミニモニ。の楽曲を披露し、さらには現役のモーニング娘。’19とともに、モーニング娘。『I WISH』を歌いました。

時空を超え、そしてグループの枠を超えて実現した今回のコラボレーション。辻加護という存在によって、過去のハロプロと現在のハロプロが繋がれ、さらにアンジュルムとモーニング娘。もまた繋がれる。つまり、辻加護は「媒体」だったのです。

思い返せば2004年、結成1年目のBerryz工房は、Wとともに初めてのコンサートツアーを回りました。当時、モーニング娘。ファンの間では、「Wのファンを売出し中のBerryz工房に上手いこと移行させる目論見があるのでは…」なんてことも囁かれていました。たしかに、その後Berryz工房はハロプロ内で存在感を増していくわけで、Wが媒体となったことでハロプロ内の世代交代が促されていったのは間違いないでしょう。

そこから15年たった今もなお、媒体であり続けたW。断絶することなく、長い歴史を紡いでいくハロプロにおいて、世代やグループをつないでいく「媒体」は必要不可欠なもの。その点で、辻希美と加護亜依はハロプロの歴史の中でなくてはならない存在であり、今回のひなフェスではその事実を証明したのです。

参考記事:【4000RT!】ともだちになれなかったアイドル史上屈指のカップリング・まーどぅー【モーニング娘。辻加護以来のペア】