パクリ疑惑の勝海麻衣氏を追い詰めたネット警察は言う 「彼女が盗んだものは絵画だけじゃない」

これまで5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)には数々の”祭り”の歴史があります。古くは01年12月、風呂場覗きと覚醒剤所持・使用で逮捕された直後の田代まさしさんを、アメリカTIME誌のパーソン・オブ・ザ・イヤーに押し上げるべく、投票ページに大量の組織票を投じ、見事に圧倒的1位を獲得させたことがありました。以降、そうした5ちゃんねるから波及した大きなうねりを”祭り”と呼ぶように。

翌年には、日韓W杯でのフジテレビによる偏向報道への抗議として、その年の『27時間テレビ』内イベント「湘南1万人ゴミ拾い」を潰すべく、「先回りして浜辺のゴミを拾おう」と企画。すると7月5日から7日までの間に有志が続々と集まり、浜辺はピカピカに。放送ではそうした事実には触れず、「ライフセーバーが綺麗にゴミ拾いをした」様子のみが流れたことで、さらにフジテレビへの嫌悪感が募るに至りました。

同時期は、ブログが一般化しつつあったことで「ネトウォッチ板」も盛んな頃。今でいうバッカターのような一般人たちが毎日見張られ、自宅や勤務先などを特定され、就職を控えた大学生が内定取り消しの憂き目に遭うこともありました。

近年では、「既婚女性板」で次々と過去が暴かれ、訴訟への後押しをしたと言っても過言ではない、故・やしきたかじんの後妻・家鋪さくらさんへの追求が記憶に新しいところ。