大手旅行メディア発表の「行きたい国ランキング」を信じたくない一部の日本人 その第一位は…

1位は韓国のソウル、以下、バンコク、セブ、台北、バリと続く。一方、シンガポール資本のOTA・「アゴダ」では、1位・タイのバンコク、以下、ソウル、台北、パタヤ、香港となっているのだ。

国別で言えば、アジアのみならず世界的な観光国であるタイ、そして近隣である韓国、台湾が人気というある意味、順当なランキングかもしれない。

筆者が興味深いのは、タイや台湾、それに香港やフィリピンなどどちらかと言えば、“親日的”と見られる国々がランキングされるのはわかるが、いまや両国の関係が「破綻寸前」とまで言われている韓国の人気が相変わらず根強いということだ。

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考えられるのは、メディアやSNSで“大きな声”として発信されている情報と、実際の行動、あるいは感覚が意外にも? 乖離しているのではないかということ。もちろん、日本人のなかにも筋金入りの嫌韓、あるいは韓国人のなかで同様に反日はいるだろう。しかし、日韓双方のネット空間で見られるような、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」的な感覚はごく一握りである、とは言えそうだ。

実際問題として、日本の大手メディアはいわゆる電凸などの抗議に委縮しているのか、