10連休中に予想される「空前のリスク」 急激な円高や株価の暴落が起きても“見ているだけ”の地獄が来る!?

まず、日本の株式市場は10連休中、完全にオフります。つまり一切のトレードができなくなるわけで、何らかの世界情勢が急変したとしても、連休が明けるまで全く動けません。売らないとヤバイじゃんと思いながらも、損していくのを見つめるしかないなんて状況になることも考えられるわけです。

とくに短期間で売買しているトレーダーや信用取引メインなんて人は、連休前に一度、リスクを再確認しておくといいんじゃないでしょうか。ちなみにFX取引については基本的に、通常の土日休みで平日は取引できます。仮想通貨取引所も一部サービスの休止がありながらも、通常どおりに取引できるところが多いようです。

また、10連休中の日本は当然ながら薄商いになるわけで、それを見越したヘッジファンドや投機筋が何らかの仕掛けを行うことも考えられます。

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実際、2018年から2019年にかけての6連休では、急激な円高が起こりました。年末に1ドル108円前後だったのが、2019年1月3日午前に1ドル104円後半を付けたときもあり、瞬間的に約4円も動いちゃったんです。この急激な円高は日本の個人トレーダーたちを愕然とさせました。

ものすごく端的に状況を言うと、日本の金融機関やトレーダーが〝お休み〟していたことで円取引が減少していたなか、アップルが1月2日に業績の下方修正を発表。そのニュースをもとに海外のヘッジファンドなどが「円」を爆買いして連鎖的な円買いを引き起こして莫大な利益を上げたと見られています。

ちなみに、なんで連鎖的な円買いが起こるかというと、