言論には言論で返すものと思われた炎上中の見城徹氏 「僕のツイートはこれにて終了します」とのこと

これまでの経緯を簡単に説明しますと、百田尚樹さんの著作『日本国紀』(幻冬舎)を批判していた津原さんが、幻冬舎から出版される予定だった文庫の発売が中止になったことについて「違法な圧力ですよ」と5月14日にツイート。

それについて5月16日、見城さんが「こちらからは文庫化停止は一度も申し上げておりません」と反論し、さらに「津原泰水さんの幻冬舎での1冊目。僕は出版を躊躇いましたが担当者の熱い想いに負けてOKを出しました。初版5000部、実売1000部も行きませんでした。2冊目が今回の本で僕や営業局の反対を押し切ってまたもや担当者が頑張りました。実売1800でしたが、担当者の心意気に賭けて文庫化も決断しました」と自身のTwitterにて暴露。この“実売を晒す”といった行為に対して作家の高橋源一郎さんや芥川賞作家の平野啓一郎さんが見城さんを猛批判。

メディアなどもこの騒ぎを報じ始める中、見城さんは5月17日にTwitterにて「編集担当者がどれだけの情熱で会社を説得し、出版に漕ぎ着けているかということをわかっていただきたく実売部数をツイートしましたが、本来書くべきことではなかったと反省しています。そのツイートは削除いたしました。申し訳ありませんでした」と言い訳&謝罪。続けて「自業自得。辛いけど、正面突破」と反省の色を見せていました。

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