無免許運転で裁判 男は「彼女に免許持ってないとバレたくなかった」と発言し、検察官が激怒

この裁判の判決は懲役7ヶ月、執行猶予3年になりました。訴訟費用は被告人負担です。判決を言い渡した後、裁判官が説諭を加えていました。

「無免許運転の最高刑は懲役3年です。今回は執行猶予を付けましたが、初めての正式裁判で今回の刑はかなり重たい判決だと理解してください。もうやらないでくださいね。もう、あなたにはチャンスはありません」

彼は裁判が始まる前に車を手放し、駐車場を解約しています。駐車場を再び契約して車も買ってしまえばそれまでですが、一応再犯の恐れは当面はありません。

無免許のまま自動車を運転して実家に帰ったり、交際相手に会いに行くといった行動はとても理解できるものではないです。最近は高齢者の起こす交通事故が大きく取り上げられることが多いですが、年齢に関係なく絶対に自動車を運転してはいけないタイプの人間も世の中にはいるのです。(取材・文◎鈴木孔明)

あわせて読む:速報・新型レクサスで通行人を轢き殺す――かつてロッキード事件で名を馳せた元鬼検事といた「謎の女性」