室井佑月さんに聞くネット言論とヘイトとフェイク 「Twitterを始めて分かったこと」(前編)

――いつものネトウヨ。いいんじゃないですか? SNSの対応がすごく上手いんで、あんなにスマートにできる人なかなかいないでしょ。

室井さん:そうなの? でもさ、ネトウヨって呼ばれてる人って、一応この国のことを考えてる人たちなんだよ。政治のことって関係ない、お金の遣われ方ってけっこう重要だから、税の分配をどうするかって。

だからみんなで政治の行方を見てないと、ホントに困ってる人たちとかホントにたいへんなところに遣われなかったりするじゃん。で、この国の行き先もデタラメに決めたりする。

だから見てなきゃいけないことなんだけど、ネトウヨって呼ばれてる人は、例え間違っていても見てる人だと思うの。だからぜんぜん無関心の人よりも訴えかけると意外と響くんじゃないかなと思ってるんだけどね。

方向が違うっていうか、考えてる正義が違うだけで、正しいことしたい人たちなんじゃないの? 正しいことしたいって発想もない人もいるでしょ、自分がいま幸せか幸せじゃないかってだけの人からすると一歩進んだ人だと思うのよ、自分の意見を発信したいとかね。どう思う?

――納得ですよ。(後編に続く)

関連リンク:室井佑月さんに聞くネット言論とヘイトとフェイク 「Twitterを始めて分かったこと」(後編)