自分は処方箋をもらう権利なんてないし、人一倍に性格がだらしないだけかも…という不安の先|成宮アイコ


【嘘だろ…】その毛穴、かなり見られています!

<再び、通院>

前回のコラムで「いつも意識散漫、頭がとっちらかっている、頭の中に教授がいる」(リンク:http://tablo.jp/archives/10283)といった内容を書いたのですが、あまりにも生活と仕事に支障が出てしまったので、再度、通院を始めました。

そもそもは機能不全家庭がバックボーンにある抑うつと、それにともなった社会不安障害に長年悩まされていたのですが、その治療が数年前にやっとひと段落して突出してつらかった部分が落ち着いたことで、今度は、ふと根本にあった自分自身に気がついてしまったようです。


【嘘だろ…】その毛穴、かなり見られています!

なんで自分は人よりすごくだめな気がするんだろう…いや、なんでだめなんだろう。

忘れてはいけない予定のためにスマホのアラームをかけたのに、鳴ったアラームを消した瞬間にすっかり忘れてしまうし、大きな紙にメモをして持ち歩いていたのに、ゴミ箱を見た瞬間に「あ、ゴミ箱だ」と思って捨ててしまった瞬間、目の前にいた人の黒いスカートが素敵だったので似たものが買えないかショッピングサイトを開いて検索をしはじめてしまい、さっき自分が捨てた紙がメモだったこともすっかり忘れてしまう。

そして、数字やアルファベットへの強い苦手意識。特に数字で起こることが多いのですが、どうしても文字認識が難しいときがあります。数年、定期的に通っている駅の出口の番号はいまだに覚えられず、毎回グーグルで近い出口を検索します。そして、「あ、B3か」と思ってスマホを閉じた瞬間に、「あれ、A3だっけ? A4? B3…はなにかの本のサイズだったかな…」とわけがわからなくなるのです。

おそらく、A4は仕事でよく使う紙のサイズで、頭にこびりついているだけです。そういった、過去に記憶しているものが曖昧になって、それが今見たことなのか、過去に見たものだったのか、頭の中でごちゃごちゃになってしまいます。


【嘘だろ…】その毛穴、かなり見られています!

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極端にたとえると、「これは算数です」と言われたら「1+1=3」は間違っていると当然のように分かるのですが、計算式だと意識していないと、「1」と「+」と「1」と「=」と「3」という文字がある、以上。…と認識してしまったりします。計算があっている/間違っているという発想が思い浮かばないのです。もちろん、算数としての式だと知ってはいるので、指摘されると驚きます。なぜ計算式だと気づかなかったのか? 自分で自分にびっくりします。

「なぜ気づかなかったんだろうね」とびっくりしながら会話をしているのに、頭の中では、「今日の帰り道に本屋さんに行って週プロ買わなきゃ」「あした〜今日よりも好きになれる〜(さっきスーパーの有線で流れていた曲が倍速のスピードで流れ続ける)」「あー、あのメール返信したんだっけ」「コピー機がつまった音がしてるけど、大丈夫かな」「申し訳ないな、呆れてるんだろうな、この前もこういうことあったよな、あの時はたしか…」など、同時に思考があちこちに飛び回ります。なんだか、分散してしまって、なにごとも15%くらいの自分しかいないような気がします。

その結果、「あれ、なんの話しをしていたんだっけ。」とまた聞くことになります。
ほんとうに、なんで、自分は人よりだめなのだろう。