用水路に浮かんでいた死体に近付いてみたら……「この仕事を10年しているがこんなことは初めてだ」とレスキュー隊
スパンブリー県から現場までは最短距離で60kmほどあり、普通に歩いても12時間近くかかる距離なので俄かには信じがたく、酒酔いで頭がまだ働いていない様子が見てとれました。
現場で作業をしていたレスキュー隊員は「死体だと思っていたら目を開けて体が動いた。この仕事を10年しているがこんなことは初めてだ」と奇妙な経験の感想を語っています。
この後男性は、ちょうど向かう方向が同じだったヤジ馬に付き添われ歩いて自宅まで送り届けられたのでした。
泥酔した状態で水に浸かるとは危険なことをしたものです。レスキュー隊員が近付いて起こしたお陰で本当の死体にならずに済んだとも言えそうです。しかし結局は笑い話で終わることのできたタイのなんとものどかな田舎の暮らしぶりが伝わってくる顛末でした。(取材・文◎赤熊賢)
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