39人のガールズバンド「ザ・コインロッカーズ」 ボーカル・松本璃奈さんインタビュー 「歌詞を初めて見た時泣きました」
秋元康とワーナーミュージックジャパンのタッグで39人のガールズバンド「ザ・コインロッカーズ」が結成されました。39人が一斉に演奏する訳ではなく、楽曲によって、それぞれメンバーが選抜されていくという、独特のシステム。デビュー曲『憂鬱な空が好きなんだ』では9人が選抜。テレビドラマ「日本テレビ系新土曜ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』の主題歌に抜擢されています。そのザ・コインロッカーズの『憂鬱な空が好きなんだ』のメインボーカル・松本璃奈さんにインタビューを試みました。
ステージの上ではありのままの自分でいられる
――デビューシングル『憂鬱な空が好きなんだ』のMVは10回ぐらい見ました(https://www.youtube.com/watch?v=cD1KAsCtnwA)。
松本璃奈さん(以下・松本さん) ありがとうございます。
――カッコ良かったです。ロンドンの撮影だったそうですけどいかがでした?
松本さん:初めての海外で、まずロンドンに着いたときは「テレビで見た場所」みたいな感じで実感が湧かなかったんです。MVの撮影が始まって最初は屋上のひとりのシーンで、今までは自分がMVを観てる側だったので、撮られる人ってこんな感じなんやっていうちょっと恥ずかしさもあったんですけど、だんだん開放的になっていけたかなって。初めてだらけだったので。
――メンバーが横になっているシーンから始まってますけど、あれはどういう意味があったんですか?
松本さん:「ちょっと適当に寝てみて」って言われて、たぶん最初に映ったのがEmilyで、みんなの寝顔かわいいって感じだったんですけど、ちょっと試しに寝てみようかって撮ったシーンが最初に使われました。
――あ。Emilyさん、目立ってましたよね。
松本さん:中々のアクセントになってましたよね(笑)。
――そう言えば『ロッカーに何、入れる?』(月曜日 25:05~25:35 TOKYO MX)はデビューライブというか、「ガールズアワード」のオープニングアクトで。
松本さん:はい、ついこの前。
――曲が始まってからEmilyさんが前面に出て盛り上げようとしていました。まだ14歳ぐらいですよね。
松本さん:そうです、中学校2年生で最年少です。
――松本さんは?
松本さん:私は大学1年生です。
――どうですか、大学生から見た恐るべき14歳は(笑)。
松本さん:フフフフ。ギターでも、「やって」って言われたことは基本サラッとこなすし、自分にはないものをいっぱい持ってるなっていうのがあります。14歳にしてすごいカッコいいし、見た目からして大人っぽいじゃないですか。
……でも中身はやっぱり中学生の部分もあって(笑)、かわいいお茶目な一面もあって。Emilyに関してはオーディションの最終審査からずっと同じ部屋だったので、「一緒に合格できたらいいね」って話してて、一緒に合格できて、今回一緒に選抜メンバーに選ばれたのでうれしかったです。