39人のガールズバンド「ザ・コインロッカーズ」 ボーカル・松本璃奈さんインタビュー 「歌詞を初めて見た時泣きました」
『憂鬱な空が好きなんだ』は歌詞に注目して聴いてください!
――ところで「ザ・コインロッカーズ」の名前の由来って聞いてますか?
松本さん:ロッカーの扉を開けて夢を取り出したり預けたりして、なりたい自分になるみたいな、そんな感じのことを秋元康さんがおっしゃってました。
――ああ、そうでした、僕もいたのですが記者会見でおっしゃってましたね。今日はお話を聞けてめちゃめちゃ貴重だと思います。
松本さん:よかったです(笑)。
――ザ・コインロッカーズさんをご存じない読者もいますので、ここだけは負けないとか、ここを見てくださいっていうメッセージ的なものがあればお願いします。
松本さん:ザ・コインロッカーズにしかないものっていったら、まずガールズバンドに39人いる、楽曲によってメンバーが選ばれるっていう、いままでの48グループさんとは違うというか。メンバーがいての曲じゃなくて、楽曲があってのメンバーなので。そういう違いというか。
――初めての試みですものね。
松本さん:はい。そういう新鮮な感じに興味を持ってほしいなっていうのはあります。
松本さん:私は曲を聴くときは歌詞に注目しちゃうので、どうしても歌詞を推したいんですけど(笑)。
ーーいいですよ、推してください!
松本さん:(笑)。歌詞は目を通していただいたらわかると思うんですけど、心に寄り添ってくれる歌詞なので。いま悩んでる人とか、本当の自分のままでいられないと思ってる人を音楽で助けられたらっていうか、私たちが心に寄り添える存在になりたいなっていうのはすごい思います。
――音楽の良さってそれですよね。失恋とか仕事で嫌なことがあっても、流れてくる曲に癒やされることってありますもんね。松本さんもそういうことを体験されておっしゃってると思うんですよね。
松本さん:はい。
――個人的には今も結構、『憂鬱な空が好きなんだ』のメロディが脳内で回ってます。
松本さん:中毒性あると思います!(笑)。ドラマの主題歌にもなってるので。検索すると、「あの主題歌いい」って書いてくれてる人がいるのも嬉しいです(日本テレビ系新土曜ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』。主演・古田新太)。
――まだ生まれたての「ザ・コインロッカーズ」さんの貴重なインタビューになりました。今日は有難うございました。(聞き手◎久田将義 写真◎インベカオリ)