未成年売春で摘発・閉鎖された巨大ソープ「ナタリー」がある日突然看板を掲げて営業再開? …に、ちょっと待った!

このようにして、一瞬にして新店はまた閉鎖されたわけですが、タイ現地では「じゃぁ一体だれがLittle Duckなんて店に営業許可を出したのだ!?」と、大きな話題となっています。

新店も許可も取れないのに開店していたとは考えにくく、誰かが賄賂などを多額に貰って、閉鎖命令が出ている店舗に開店許可を出したのではないかと疑われているのです。

タイは国際競争力も相対的に高まっている中にありますが、依然として賄賂などの汚職問題はまだまだ蔓延しているため、このような声が上がっています。

しかしながら、タイ世論は現在SNSなどの普及によって、このような問題にも世論は敏感に反応し、大きな反響を生むように変わってきてもいます。

タイの変化も感じられる、新店の即座閉鎖というニュースでした。(取材・文◎西山哲治)

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