あなたの年収は出会い系サイトのサクラに盗まれている! 裁判で明らかになった「ぼったくりバー」の手口に閉口

「BJK」ではお金が足りなくてその場でお金を払えない客に対して「誓約書」を書かせ、そこに氏名、住所、電話番号、勤務先、実家の連絡先等を記入させていました。実際に被害者の勤務先や実家にお金を取り立てに行くこともしていました。

サクラの女性は出会い系サイトでやり取りしている段階でカモにする男性の貯金額や職業などの情報は聞き出しています。そしてその情報は店のグループラインで共有されていました。確実にお金を取れる男性だけがターゲットにされていたのです。

次に挙げるのが裁判に証拠として提出された、愛子と店のラインでのやり取りの一部です。

「こいつ、親が医者(愛子)」

「じゃあ親に振り込ませればいいね(店)」

「そうさせるつもり(愛子)」

この後、本当に被害者の勤務先に押しかけ、親にも電話をかけて代金を請求していました。