あなたの年収は出会い系サイトのサクラに盗まれている! 裁判で明らかになった「ぼったくりバー」の手口に閉口

店長の山田は起訴事実を否認しました。

「ちゃんと料金表は客に提示していました。女性はただ客として店に来てただけで従業員ではありません。料金を払おうとしない客に払えって言っただけです。正当な権力を行使しただけです」

サクラの女性に対して客が支払った料金の25%が報酬として支払われていたこと、店のグループラインで情報を共有していたこと等が証拠として採用されているので「従業員ではない」という主張には苦しいものがあるように思えます。

BJKは開店から摘発まで約半年間営業していて、その期間に1600万円ほどの利益を挙げていました。今回起訴されたのは5人の被害者に対してのぼったくりですが、泣き寝入りしてしまった被害者は相当な人数にのぼるはずです。

彼らは虎視眈々と人を騙す機会を窺っています。くれぐれもご注意を!(取材・文◎鈴木孔明)

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