みずほ銀行の“毎月お約束のATM休止”にユーザーは怒りを越した呆れ セブンペイと同じ臭いがするのはナゼ!?

まずは2002年4月1日、第一勧業銀行、日本興業銀行、富士銀行の3行が合併して、みずほ銀行とみずほコーポレート銀行の2行体制に再編されたときのトラブル。合併初日からATMに障害が出るわ、10万件以上も口座振替に遅延が出るわ、二重引き落としが出るわ。まさに出るわ出るわのトラブル・オンパレードという状態でした。まあ、合併に伴うシステム統合の見込みが甘かったわけですね。

次は約9年後の2011年3月。東日本大震災が発生した直後の3月15日未明、義援金受付口座への振り込みが大量に行われたことをきっかけに、大規模なシステム障害が発生しました。勘定系システムが不安定になり、未処理の決済データがどんどんと増えていき、ついにシステムが強制終了するという事態に。ピーク時には8000億円以上も未処理取引が発生したというから、とんでもない規模のトラブルですね。これに便乗した詐欺犯罪も起こるわ、システム障害の解消まで9日間もかかるわで、同行は世間から非難殺到。金融庁から「業務改善命令」が出されることになりました。