テレビ局幹部にズバリ聞いた 「ジャニーズ事務所からの圧力はあったのか?」 タレントが古巣を離れると“干される”不思議
「言いづらいことですけど、それなりにありましたよ。しかしそれは、ジャニーズに限らずですけどね。仲の良い仕事仲間に本音をポロリというのは、よくあることですよ。〝あいつらを番組で使わないで〟という直接的な言葉ではなくて、〝非常に困っている〟とか、〝とてもデリケートな問題なので、うちのタレントとの絡みはNGで〟などですかねぇ。それを聞いて、局側が空気を読む感じ。ジャニー喜多川社長はお年を召していたこともあり、そういった文句や圧力などかける人ではありませんでした。ただ、わりと常に好戦的で上から目線なのは、藤島ジュリーさんとメリーさん、でしょうかね…..。小さなことでもクレームはすぐに入れる人なので、結構うちらの業界では恐らています、裏を返せば嫌われてるという意味なんですけどね(笑)」
それでは、雑誌や広告媒体の方ではどうだったのでしょう? 香取、稲垣、草なぎの3人に対する圧力はあったのでしょうか? 大手出版社の編集長はこう話します。
「私の知る限りはありませんでした。ただ、ジャニーズは昔から口うるさいことで有名で、対応をしくじると雑誌自体が1本飛んでしまうと言われてます。飛ぶというのはつまり、雑誌が廃刊に追い込まれるという意味です。うちではありませんけど、かつてジャニーズがよく表紙に登場し、特集記事が毎号載る人気アイドル誌が一冊飛びました。理由は、事務所に許可なく、キムタクの若い頃の写真を掲載したことだったとか。アイドル系雑誌は熾烈なバトルが水面下で繰り広げられていて、例えばキャラ被りというか、ジャニーズに似たようなボーイズグループで人気が出そう、またはすでにそれなりに人気のあるグループは、ジャニーズから潰されます。潰されるというのは、例えばDA PUMPが来月号の表紙を務めるという話が漏れてしまうと、ジャニーズ担当者からすかさず連絡があり、〝うちの嵐は多忙ですけど、全員揃っておたく様の撮影に対応できます。来月、新譜が出るのでタイミング的にはバッチリかと〟、こんな感じの逆オファーですね。当然、雑誌としては一部でも多く売りたいので、より人気者を表紙に起用したくなるのは無理はありません」(雑誌編集長)
別の雑誌編集者も、このように証言します。