『売国奴ナンバー』を恐れる富裕層 不買運動続く韓国で「日本車の牙城」 レクサスを襲う新たな試練|李策

レクサスの需要を支えているのは、「江南(カンナム)3区」と呼ばれる富裕層エリアだ。江南区・瑞草区・松坡区からなるこの地域は、レクサスの韓国における主力製品であるES300hを中心に、売り上げの4割以上を占めている。

レクサスが韓国で人気を呼んでいる理由は、ユーザーの環境意識の向上によるプレミアム・ハイブリッド車に対する需要の拡大と、メルセデスやBMWよりは安いが国産車より高価であるという、手頃なラグジュアリー感だ。

しかし、今後の展開は予断を許さない。不買運動の長期化が見込まれているのに加え、もうひとつの「試練」が日本車に襲い掛かっているためだ。

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