本サイトが報じたタイの違法民泊騒動 ついにタイ政府機関が汚職取り締まり捜査に動いた 渡航時は注意を!

日系の不動産会社はこれに応じて協力を行ってきたが、2018年夏に突如としてレイモンランド社が約束を反故にし、その最優先利用権を約した場所にオープンさせたのが、この闇ホテルを行うEzi Trip Stayという会社の違法賃貸業オフィスだったのだ。

この違法賃貸業は住民たちの苦情を受け、今年の2月に当局の摘発を受けて逮捕された。

ところが、当局の摘発をされた後も違法賃貸業を再開。さらにレイモンランド社が当初から設立した管理会社のセキュリティーのスタッフなどが協力し、違法賃貸のチェックイン・アウトまで手伝い、規模を拡大して実施されている。

逮捕後も闇ホテルを再開し営業するEzi Trip Stay社

周囲にはレイモンランド社の社員を名乗るタイ人から「イージートリップ社が逮捕された事を言うな、警察はどうとでも出来るんだ」と脅迫する電話がかかってくる脅迫事件も発生。これも警察に通報されるに至っている。

そして出てきたのが、贈収賄疑惑事件だった。

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