不当解雇疑惑の“ブラック寺院”に電凸したら逆ギレ 高齢者を最低時給より200円安という劣悪な雇用

このマンションは、高度経済成長期に隣接する寺院Zが分譲しました。最近では老朽化が進み、ネズミの駆除ができていないとのクレームもネット上に散見されています。住職に雇用されたマンション管理人は、東京都の最低時給を200円も下回るブラック待遇でした。しかも、Aさんは20年近くも勤務したのに、病み上がりに住職からの電話一本で解雇されたというのです。

寺院Zの住職Yに「ブラック坊主直撃電話」をしたところ、最初は絶句して44秒の沈黙の後に、

「えーなんのことですか それ?」

と、とぼけていました。

取材して事実確認したので、そういう事実はないとの主張かを確認したところ。

「な、な、ななん? どういう? アレですか?」

と動揺。

――アレとはなんでしょう?

「いや、あのぉー、アレですか? Aさんのことですか?」

いきなり、聞いてもいない被害者の名前を発して自爆。

「いやっ、どー……あのですね、今ですね、一応、その方とはうちでは雇用関係はありました」

しどろもどろになりながら、事実関係を吐露。

「今年になって、えー、二か月間、病欠をしまして、その後、こちらも管理体制を見直しまして、で契約を終了したいということで、その旨を伝えています」

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