元SMAPの3人が優勢に? 業界変革で新しい地図が生まれつつある! 全てのカギを握る“元フジテレビ社員”の暗躍

「公正取引委員会が芸能事務所に物申したのは、ジャニーズが初。それもあって、業界では重く受け止められました。圧力をかける、すなわち『あの子たちをおたくの局で使わないで』というのは、局と事務所の間で契約書を交わすわけではなくて単なる口約束だったりするので、証拠は当然何一つ残りません。僕は頼まれませんでしたけど、公正取引委員会が注意を促したぐらいですから、ジャニーズからの圧力は少なからずあったのだと思います。実際、あれだけ人気者で知名度のあった彼らは、民放局から姿を消しました」

と話すのは、フジテレビ社員。

「しかし、そういった圧力をかけられた事実を認める局は、うちも含めて今後も出てこないでしょうし、そんなことは一切なかったと言い張ると思います。グレーゾーンというか業界の怪しい部分を払拭するためにも、元SMAPの3人を民放へ戻す動きが今後強くなっていくと予想します。実は、元うちの社員だったKが、ここのところ面白い動きをしており、各局に働きかけてます」

元フジテレビ社員のKとは、長きに渡って番組広報部に所属していた女性。『笑っていいとも!』や『SMAP×SMAP』など、人気番組を担当する傍らで、ジャニーズ事務所とフジテレビの架け橋を担っていました。

「Kの父親は、作家であり評論家の著名人。とはいえ、フジテレビにはコネ入社ではなく実力で入ってきた人物。1993年の入社当時は吉本の若手芸人らの番組を担当してましたが、業界関係者から評判が良かったこともあって翌年からは先輩社員を押しのけ、次々と人気番組の担当をするようになりました。特に、SMAPの育ての親とされる飯島女史からは溺愛され、フジテレビ社員の垣根を超えた関係性を築いてました。Kが飯島女史の意向を局に伝え、番組制作に一役買ったり、時にはドラマのスケジュールを切ったり、など。SMAPのメンバーも彼女を信頼していて、まるで家族のような付き合いでした。全民放局の中で最もSMAPに近い存在だったとも言われており、フジテレビ以外のキャスティングに口を挟むこともあったそうです」(広告代理店)

2016年の春、SMAPが解散の危機であるという噂が業界内を駆け巡りました。時同じく、フジテレビ社員だったKが退職するらしいという話もちらほらと。「今思えば、それはSMAP解散発表の伏線だったのかもしれない」と、テレビ朝日の関係者。

関連記事:キムタクがジャニーズ退所の噂!? 業界関係者が語る工藤静香の水面下で木村拓哉コントロール術 | TABLO