ラグビーワールドカップで来日した“酔客”による被害 それでも目指したい「観光立国」 耐えるしか無い小規模店

こちらは9月23日未明の様子(筆者撮影)

9月20日に開幕したラグビーワールドカップ。当初はいまいち盛り上がりに欠くと心配もされていたが、蓋を開けてみれば日本各地でファンも“にわか”もラグビー熱が高まっている。

日本各地の会場は大方席が埋まり、ラグビー発祥の地イングランドはもちろん、スコットランド、オーストラリア、南アフリカなどから多くの外国人サポーターが来日した。そして、そんなラグビー熱の余波をもろに受けているが、日本各地の飲み屋街である。

特に、観光地でありハブでもある東京にそれは顕著で、なかでもいまや観光地として絶大な人気を誇る新宿・ゴールデン街には連日、彼らサポーターが押し掛けているのだ。こういうと、「商売繁盛でけっこうじゃないか」という声も聞こえそうだが、当事者の間では賛否が分かれている。

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