ラグビーワールドカップで来日した“酔客”による被害 それでも目指したい「観光立国」 耐えるしか無い小規模店

まず賛の方から言うと、なによりも売り上げの増加だ。出入りする酒類の量販店担当者によれば、「普段の3倍のオーダーがある」という。そんななかでも、売り上げ抜群なのがビールである。ある店のスタッフは、「あればあるだけ売れる感じ。ただ、店の冷蔵庫が小さいので、冷やすのが間に合わない」と話す。

スタッフによると、客層はやはりイングランド、スコットランド、それに南アやオーストラリア、ドイツ、フランスなどの客が多く、いわゆる“白人層”の客がほとんどを占めるそうだ。

「これは、ラグビーファンだけじゃないですけど、外国人の方は一度気に入ると、滞在中、何度も来てくれる方も多いんですよ」(スタッフ)とも言うから、まず客としては悪いほうではないだろう。

一方、否のほうはと言うと、なんと言ってもマナーと習慣の違いだ。別の店のスタッフの証言。

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