紗栄子がママの顔 ってオイ、なんだよ「ママの顔」って! 母親になったからって顔まで決め付けてくる世間|春山有子
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「撮られる気ないときの紗栄子さん、ナチュラルでこれも可愛い!」「リアルな紗栄子さんも十分かわいい! 素の姿がかわいいってさすがモデルさん!」「とにかく可愛い!」「究極の美しさ、キュートさに感動で胸きゅん!」「紗栄子ちゃんはなにをしてもどこにいても映えるなあ」
紗栄子さんが、昔から自分の魅せ方を100%理解しているファッションアイコンであることは誰もが認めるべきところですが(「スタイルが悪い」などの理由で叩くのは野暮です)、どうしても解せないのが、こんなコメント。
「母親の顔出てます」
えっ? “母の顔”、とは? 見たままに、「誰がどう見ても、おしゃれで可愛くて、憧れ心くすぐられる佇まい」で、いいじゃないですか。え、“母の顔”(もしくは“ママの顔”)とは? なにそれ? “母の顔”って一体、どんな顔のことを指すの?
おそらく子持ち女性のほとんどが、この言葉を投げつけられた経験があるかと思います。
産前、臨月腹を抱えて道を歩いているとおばさんに、「あらあ、お母さんの顔だわねえ」。実家に帰れば実母に、「優しい顔になってきたね。お母さんらしくなってきたじゃない」。
産後、赤ちゃんを抱っこ紐の中に入れて友人に会うと、「お母さんって顔してる!」。
子どもの幼児期、公園で子どもの激しい遊びにつきあっていると、「ママは強しってところかな(笑)」。
でも、その言葉をすんなり飲み込めないひともいるはずです。「“母の顔”って言われたって、いまのわたし、一体どんな顔をしているっていうの!?」と。
こと芸能人は、そんな“母の顔”攻撃を受けがち。たとえば――。
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