117キロでガードレールに衝突した合コン帰りの男 その時、偶然近くにいた新聞配達から帰宅する中国人留学生が……
さて、この事故には被害者が存在します。事故発生時に偶然近くに居合わせた中国人留学生の男性です。
「新聞配達を終えて戻る途中でした。すごい勢いで走ってる車が見えたので通りすぎるのを待とうと思ってたら車がガードレールに衝突しました。そのあとガードレールの破片が飛んできて…」
留学生の男性は足を骨折し、入院する羽目になりました。
「勉強するために日本に来たのに学校に行けないし買い物にも行けません。捕まった後も犯人からは何の連絡もありません。厳重な処分を求めます」
被害者が怒るのも当然です。
「イケる」
そう思った彼ですがやはり怖くなったのかその後友人に事故のことを打ち明け、友人とともに事故現場に戻りました。
友人は現場で大きく破損したガードレールを見て「自首しなよ」と勧めましたが彼はこれを拒みました。まだ「イケる」と思っていたのです。
しかし警察はそう甘くありません。しばらくして警察に任意同行を求められました。はじめは、
「事故はセンパイがやった。誰かは言えない。俺は運転してない」
などと犯行を否認していましたが、やがて逃げきれないことを悟ったのか犯行を自白しました。