117キロでガードレールに衝突した合コン帰りの男 その時、偶然近くにいた新聞配達から帰宅する中国人留学生が……

破損したガードレールの修理費用は400万円以上だそうです。被害者の入院費と弁償金、車の持ち主へ払うお金も考えれば1000万円ほどが必要です。

フリーターの彼に支払い能力は当然ないので頼むところは両親ですが、今回の事件の顛末を知った父親は激怒して一切の金銭面の援助を拒否しました。

「働いて少しずつ…月に30,000円ぐらいずつ払っていこうと思います」

と法廷で話していた彼に対し、裁判官は、

「月に30,000円っていつまでかかるんですか? 本当に賠償するつもりはあるんですか? 被害者からしたら『はいそうですか』ってならないよ。考え方が甘すぎるんじゃないですか?」

とたしなめていました。

その後もどのようにお金を払うか具体性のある提案が彼の口から話されることはありませんでした。

検察官に被害者についてどう思ってるか聞かれた際には

「人生を少しだけ無駄にさせてしまって申し訳ない」

と話していましたが

「少しだけ、ていう認識ですか? かなり影響与えてるよ?」

とすぐさま言い返されて黙りこんでしまう場面もありました。