台風被災 地域の情報を流し続けたコミュニテイーFMに注目 第一声は元祖ビジュアル系バンド「AURA」のMarbleさん
初回放送の原稿を読み上げたのは、伝説の元祖ビジュアル系バンド「AURA」のベーシストMarbleさん。「コマラジ」の社長も兼務されています。当初は、機材の貸出と放送時の立会いの予定でいらしたMarbleさんが、狛江市の強い依頼により、電波に第一声をのせました。
初めての緊急放送は戸惑いも学びも多かったそうです。
「弊社スタッフと市内在住のパーソナリティの笠原ちゃこさんと防災センター内の個室を臨時スタジオとして放送しました。今回は、急な対応でしたので、全て手書きの原稿となってしまい、放送には原稿を作るパソコンとプリンターが必須であることを痛感しました。話し手と情報を収集して原稿にする人、他のスタッフや行政との連携を担当する人など、最低でも2名から3名で1チームとして、時間で交代できる準備が必要だと思いました。閉局の際には、市長をはじめ多くの市民からも感謝のお言葉やコメントを頂戴し、本免許交付の前ではありますが、コミュニティFMの必要性を改めて感じた貴重な機会となりました。今後も、この経験を活かして、弊社スタッフと共にコミュニティ放送の運営と災害に対する備えに対して、尽力していきたいと思います」(Marbleさん)
台風が去った後には、狛江市に在住職者を対象にしたアンケートをとり、防災に真摯に取り組んでいらっしゃるコマラジさん。アンケートの中間集計についても、Marbleさんにうかがいました。
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