『適材適所』とは笑わせる 謝ったら済む話ではない安倍政権2大臣の卑劣な失言 さあ、どうケツを拭く!
ただでさえ、週刊文春に“スキャンダル”を報じられた菅原一秀前経済産業大臣の辞任で、野党は手ぐすね引いていたところに、萩生田発言、河野発言と連発。これによって再開した国会も、これらに対する質問で紛糾・空転するのはまず間違いない。
本来なら、今国会では安倍総理の“悲願”である改憲を巡る議論。または、日本国民の利益に直結する日米貿易交渉などが議題にあがっていたはずだ。しかし、蓋を開けてみれば側近と後継候補のオウンゴールで大停滞。斯くして総理の悲願も一歩後退、二歩後退となりそうな雲行きだ。
このようにいうと、政権与党支持者からは「野党の揚げ足取りだ」との声もあがりそうだが、一義的には軽率な発言をした両大臣の責任である。特に自他ともに認める“安倍側近”の萩生田大臣の発言は看過できるものではなく、文部科学大臣としての資質を問われるのは当然だろう。
改めて発言を振り返ってみたい。
参考記事:室井佑月さんに聞くネット言論とヘイトとフェイク 「Twitterを始めて分かったこと」(前編) | TABLO